第9回IPABシンポジウム
When |
Oct 16, 2008 10:00 AM
to
Oct 17, 2008 06:00 PM |
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Where | SGIホール(恵比寿) |
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日 時 : 2008年10月16日(木)〜17日(金)
場 所 : SGIホール(恵比寿)
(東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワーB1階)
参加費: 無料 【要事前登録】
URL: http://www.ipab.org/IPAB2008-AHeDD2008-Joint-Symposium
- 主催:
特定非営利活動法人 並列生物情報処理イニシアティブ (IPAB)
AHeDD 2008実行委員会 - 協賛:
- 東京工業大学グローバルCOE 「計算世界観の深化と展開」
- 日本バイオインフォマティクス学会
- CBI学会*
- 人工知能学会*
- 情報処理学会 (バイオ情報学研究会, 数理モデル化と問題解決研究会, ハイパフォーマンスコンピューティング研究会)
- Bioinformatics and Molecular Design Research Center (BMDRC), Korea Drug Discovery and Design Center (DDDC), China
(* 依頼中)
シンポジウムのテーマ:
アクセラレータ技術(GPGPU, Cell/B.E.他)とその生物医学的応用、製薬支援のための計算技術(virtual screening, ADME, 等)、医療情報学、その他のバイオインフォマティクスまたは計算生物学に関連した話題。
使用言語:
- 第1日:日本語および英語
- 第2日:英語
ご挨拶
特定非営利活動法人 並列生物情報処理イニシアティブ(IPAB)は、並列処理やグリッド技術などの最先端の情報工学の手法を最大限に活用することにより生命科学の難問の解決に貢献し、その成果の産業化および社会還元を目指しています。1999年に任意団体として出発して以来、バイオインフォマティクス技術を中心とした啓蒙と異分野間の人的交流に努めて参りました。毎年のシンポジウムは、会員以外の方々に広く情
報を発信する場として特に力を入れてきました。
本年の第9回シンポジウムは、「創薬・ゲノム・医療情報処理のアクセラレーション」というテーマを掲げ、初めて2日間の連続開催としました。第一日は、平成20年度に設置した3つのワーキンググループの主査がそれぞれ企画し、アクセラレータ技術、医療情報学、創薬情報学の3分野のセッションを用意しています。学界及び産業界で先端的な活躍をされている方々に御講演をお願いすることができました。
今年は特に、韓国・中国・日本などのアジア諸国の創薬支援研究者が集まるAHeDDプロジェクトの第5回シンポジウム(AHeDD2008)と合同開催の形を取ることになり、第2日はAHeDDに関連した海外の著名研究者をお呼びした国際的なセッションを企画しました。各国の学会長クラスの先生方から、気鋭の若手研究者まで、広く参加されます。IPABではAHeDD(Asia Hub for e-Drug Discovery)プロジェクトを支援し国内に紹介していく予定です。海外参加者を中心としたポスター発表21件も開催します。アクセラレータ技術等の企業展示も是非お楽しみ下さい。
IPAB2008 / AHeDD2008合同シンポジウム プログラム
*第1日: 10月16日(木) “IPABの新展開”
10:00-10:05 開会のご挨拶
秋山 泰 (IPAB理事長 / 東工大)
10:05-11:45 セッション1: アクセラレータ技術
企画: 小西史一 (IPAB副理事長,アクセラレータWG主査 / 東工大)
10:05-10:35 佐貫俊幸 (日本アイ・ビー・エム(株) 技術理事)
“ペタ・スケール・コンピューティングに向けての挑戦”
10:35-11:05 田村陽介 ((株)フィックスターズ CTO)
“Cell/B.E.におけるソフトウェア開発の現状と応用事例”
11:05-11:35 橋本昌嗣 (日本SGI(株) CTO)
“GPUコンピューティングの可能性”
11:35-11:45 小西史一 (東工大)
“IPABにおけるアクセラレータWG活動の紹介”
11:45-13:00 昼休み
企業によるランチョンセミナー(参加無料)を企画中
企業展示、および学術ポスター展示
13:00-13:50 特別講演
萩原兼一 (大阪大学 大学院情報科学研究科)
“GPGPUによる医用画像処理について”
13:50-15:20 セッション2: 医療情報学
企画: 日紫喜光良 (IPAB理事,医療情報学WG主査 / 東邦大学)
13:50-14:20 日紫喜光良 (東邦大学 理学部情報科学科)
“IPABにおける医療情報学への取り組み”
14:20-14:50 鈴木 穣 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科)
“次世代シークエンサーを用いた完全長cDNAの解析”
14:50-15:20 水島 洋 (東京医科歯科大学 疾患生命科学研究部)
“診療情報と分子情報の網羅的データベース(iCOD)の構築”
15:20-16:00 コーヒーブレイク
企業展示、および学術ポスター展示
16:00-17:30 セッション3:創薬情報学とAHeDD
企画: 秋山 泰 (IPAB理事長,創薬情報学WG主査 / 東工大)
16:00-16:30 Prof. Kyoung Tai No (Yonsei University / BMDRC, Korea)
“Development of e-Organ and It's Application for Drug Repositioning”
16:30-17:00 広川貴次 (産総研 生命情報工学研究センター)
“活性部位形状フィンガープリントを用いたバーチャルスクリーニング”
17:00-17:30 Prof. Weiliang Zhu (DDDC, SIMM, China)
“Exploring Functional Conformations of Target Protein for Drug
Discovery by Molecular Dynamics”
17:30 終了予定
18:00-20:00 懇親会
ビヤステーション恵比寿 (恵比寿ガーデンプレイス内)
参加費2,000円(予定)
*第2日: 10月17日(金) “Asia Hub for e-Drug Discovery”
10:00 開場
10:30-10:45 AHeDDプロジェクトの紹介
Prof. Kyoung Tai No (Yonsei University / BMDRC, Korea)
Prof. Weiliang Zhu (DDDC, SIMM, China)
Prof. Yutaka Akiyama (Tokyo Tech., Japan)
10:45-12:15 セッション4: Frontiers of Drug Discovery Research
Chair: Prof. Kyong Tai No (Yonsei University / BMDRC, Korea)
10:45-11:15 Dr. Sungchul Chung (STEPI, Korea)
“Opportunities for S&T Cooperation in East Asia”
11:15-11:45 Prof. Yun Tang (ECUST, China)
“New potential inhibitor binding sites identified in HIV-1 integrase”
11:45-12:15 Dr. Tohru Natsume (BIRC, AIST, Japan)
“Systematic Analysis of Protein Interaction Networks”
12:15-13:30 昼休み
企業展示、および学術ポスター展示
13:30-14:20 特別講演
Prof. Toshihisa Ishikawa (Tokyo Tech, Japan)
“Transporter mechanism-based drug molecular design: High-speed
screening, QSAR analysis, and molecular orbital calculation”
14:20-15:50 セッション5: Challenges for Important Targets
Chair: Prof. Weiliang Zhu (DDDC, SIMM, China)
14:20-14:50 Prof. Hong Gil Nam (POSTECH, Korea)
“Molecule-Level Imaging of Pax6 mRNA Distribution in Mouse Embryonic
Neocortex by Molecular Interaction Force Microscopy”
14:50-15:20 Prof. Baik Lin Seong (Yonsei University, Korea)
“Common Vaccine Platform for Seasonal and Pandemic Influenza”
15:20-15:50 Dr. Tomoko Niwa (Nippon Shinyaku Co., Ltd., Japan)
“Elucidation of Characteristic Structural Features of Protein
Kinases: A Neural Network Approach”
15:50-16:30 ポスター発表
講演者の説明付き コーヒーサービス
16:30-18:00 セッション6: Novel Computing Techniques for Drug Design
Chair: Prof. Hiroshi Chuman (The University of Tokushima, Japan)
16:30-17:00 Prof. Jianfeng Pei (Peking University, China)
“De novo drug design - to be a more practical approach”
17:00-17:30 Dr. Kunqian Yu (DDDC, SIMM, China)
“Drug discovery Grid of China”
17:30-18:00 Dr. Toshio Watanabe (RICS, AIST, Japan)
“Molecular Orbital Calculation for Large Molecule with Sakurai-
Sugiura Method on Grid Computing Environment”
18:00 閉会の辞
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